光陽福祉会広報部長の中村です。
あああ^^^^^^^^^なんか楽しいことないかな?
なんて思っていると、どんどんと降ってくる山盛りの仕事・・・(´;ω;`)
菊池会長は、きっと私にボケ防止で次から次と仕事を振って、ボーとすることがないように配慮してくれているのでしょう・・・
必死にそう思い込もうとする・・・
はあ~~~~~~~~~~~~~(# ゚Д゚)
やっぱできない!!
しかしよくもまあーこんだけ仕事をやらせるな=====
って小さく愚痴って
気を取り直しましょう・・・
さあ~さてさて・・・
就労部門では1月から今月までの約半年間
月、金曜日の午後から研修生を受け入れていました。
ドルフィン株式会社様が管理運営をするOKB岐阜アリーナで働く社員の方です。
名前は・・・
和田法子さん。
スタイリッシュな感じで涼し気な顔立ち。
んんんんん~~~~~~
光陽にはいないタイプ・・・
大西センター長のタイプやないか?(笑)
なんて思ったりしていたのは・・・私だけだろうか?
ドルフィン株式会社様では、障害者雇用を積極的に行い、また障害のある子供たちの就労支援も積極的に受け入れいくスタイルの企業様です。
社員が障害の特性等を理解し、職場でのジョブコーチの役割が担えることが望ましいと、光陽福祉会に研修という形で始まりました。
きっと、始めは「なんで私が?」とか
「異業種の中に1人で嫌やわ~」とか
思ったはずです。
しかも、一週間ところではなく・・・
約半年。
気が遠くなるような長い長い時間。
私だったら、期間満了できるか?不安になるぐらいの長さです。
お客様のような見学研修ではなく、本当に就労の現場で戦力になるような研修。
棚橋主事と大西センター長には、そのように伝えました。
「大変な事をジョブが行い、「はい、どうぞ」みたいにはしんでよ!!」
っと・・・・(笑)
実際は、就労の利用者みんなは・・・
綺麗なお姉ちゃんが来てくれたことで、わくわくわくわく・・・(´;ω;`)
よって
テンションが上がり、落ち着かない・・・(´;ω;`)
そんなこともありましたが、彼女、和田さんはきっと負けず嫌いの性格もあってか・・・食らいついてきてくれました。
私自身は、ほとんどノータッチ・・・
なぜなら・・・毎日の積み重ねは現場の人間がしている。
大変な事もうれしい事も・・・
そこに私が入ると、きっと私を立てる事や気遣う事が出てしまう
細かく研修の進捗状況は確認し、次はどのようにしていくか等は指示していたぐらいですかね・・・
新人研修ではない、中堅者研修みたいな感じととらえていたので、
いい意味でも悪い意味でも、立場のある人間が出てくると、そこに集中が行ってしまう・・・そんな感じで少し距離をとっていました。
始めはジョブの動きや仕事の内容を覚える事に精一杯だったと思います。
今日は1人の利用者からジョブとしての動きをしてみよう
今日は2人
今日は3人
数か月ごろには5~6人の集団に仕事の割り振りをし、指示を出し、不良品チェックまで出来る様になりました。
利用者が帰った後は一緒に清掃をして、ミーテイングをして研修を終える。
すでに4月ころには、就労部門で戦力となっており・・・
企業訪問等にジョブが抜ける時は、月、金曜日の和田さんが来てくれる日に設定するぐらいでした( ´艸`)
毎回の研修報告書もずっと目を通させてもらっていましたが、
その内容がどんどんと変化し、ジョブの細かな配慮や工程の変化や治具の進化等をしっかりと表記されていました。
そして・・・
自身の職場へ戻った時、障害者雇用を始めた時に、どの様にしていくのか?
我が職場に置き換えての視点からも、ジョブの細かな動きを見つけていました。
素晴らしい社員さんです。

きっとこういった社員さんがたくさんいらっしゃるからこそ・・・
特例子会社を設置し、障害者の受け入れが出来るのだろうと思います。
「社会的な評価」や「奉仕」的な発想では絶対にうまくいかない障害者雇用。
担当になった社員が1人で悩むことや、現場とトップの相違などから継続した障害者雇用が出来ない事。
綺麗ごとではない現場の悩みで、どこの企業様も頭を痛めているのが現状です。
「このまま、光陽福祉会に転職しない?」
どれだけ、この言葉を飲み込んだか(笑)
社会の中で、生きていくためには、社会での理解者、支援者を多く作る事。
菊池会長が言い続けてきた
「敵を作るのは簡単。どれだけ子供に味方を作るかだ」
まさしく、この言葉通り・・・
光陽福祉会の職員にしてはいけないんです(笑)
私たちは、会長のこの言葉を胸に多くの研修を受け入れます。
1人でも障がいのある子供たちの理解者を増やしたい。
自分たちだけで、支えられると思っていない・・・
だから知ってもらう機会を大切にしたい!!
企業の中で、1人でも確実な子供たちの理解者、支援者でいてもらわないと・・・
そう必死に言い聞かせて、「光陽にこない?」言葉を飲み込みました。
・・・・実際は口にしましたけど(笑)したんかいっ~

現場は、和田さんも含めて、就労チームになっていました。
ジョブと同じように1つの仕事を完全に任せられた彼女。
緊張と責任の中で押しつぶされそうだったに違いない。
その中で1度
不良品を出してしまった。
納品した中から見つかり企業様からの連絡で知る。


棚橋主事、大西センター長から、
「不良品混入がありました。申し訳ありません。どこで、誰が、なぜ?起こったか検証して改善をしました。もう1度チャンスをください。」とだけ2人から聞いた。
彼女が担当していたことを、ドルフィン株式会社、小森社長からの謝罪で初めて知った。
菊池会長も私も・・・
そうなんや~と一言。
職員に聞くと、
チームで仕事をしていて、子供たちを守るために全力で毎日仕事している。その中で起きた事。誰もが悔しいしかない。誰がやったのかって事は関係ないと思いました。」
とのことだった。ひらたく言えば、必死にかばっていました・・・
センター長カッコいい!!(ほんとはもっと下手くそな言い方で私なりに言いたいことをまとめただけ笑)
共に働く。
一緒に笑い。
一緒に泣き。
一緒に喜ぶ。
そういった中で形となる「想い」

その彼女
和田法子さんが長い長い研修期間を終え、自身の職場に障害者雇用の担当で帰っていきます。
いつでも就労に帰ってきて!!
この言葉も必死に飲み込む・・・笑
約半年の研修の最後の日
研修で学んだことの発表の場を設けました。
菊池会長、中村、就労職員、ドルフィン株式会社小森社長などが参加してくれました。
パワポを使っての研修での学びを表現する和田さん。
緊張もかなりしていたけれど、半年前とは顔つきも変わり・・・
何だろう・・・
綺麗なお姉さん・・・だけはなく、
自立した女性・・・
そんな表現でいいでしょうか・・・
表現力の乏しさに私が悲しい。
うまく言えないけれど、達成感、自信、楽しみ・・・たくさんの感情を胸に秘めていたように見えました。
ありがとう!!
簡潔に
短い発表だったけど、
彼女の「いろいろ」「いろんな」に含まれたうまく言葉に出来ない
現場でつかんだ感覚はしっかりと1人の自立した女性へと伝わっている事を実感できました。
就労部門の子供たちからの色紙に涙する彼女を見て・・・
研修・・・
私を含め、ジョブ、子供たちが仲間と作る事を学ばせてもらうことができました。
ありがとう・・・
次は6月からの実習で、就労部門の利用者がお世話になります。
